☆児童朝会を実施しました☆
- 公開日
- 2018/11/12
- 更新日
- 2018/11/12
お知らせ
11月12日(月)
児童朝会を実施しました。今日は次のような話をしました。
海の生き物を見て、「なんでやろう」と思った人が、地球にやさしいものを作り出した話をします。海の生き物で、魚やイルカ、クジラなどは泳ぎますね?タコやイカはどうでしょう?(子どもたちからは「泳ぐ」、「泳がない」両方つぶやきが聞こえてきました。)泳ぎますよ。では、貝は泳ぎますか?(挙手の様子を見ると「泳ぐ」「泳がない」半分ずつくらいでした)みそ汁などに入っているアサリやハマグリなどの貝は、「アシ」と言われる部分を使って、動くことはできますが、泳げません。でも、ホタテガイは泳ぐことができます。冷蔵庫の研究をしているおじさんがホタテガイが泳ぐのを見て「何で泳げるのかな?」と思い観察と研究を重ねました。ホタテガイの貝の合わさるところは「カレーパンマン」の口のように波打っています。海水を吸い込み、波打った部分をきちっと閉じると、その部分からは海水が漏れず、反対側の隙間から海水が飛び出します。その力を使ってホタテガイは泳ぐことができるのだと分かったそうです。。きちっと扉が閉まっているように見えても、冷蔵庫の中の冷たい空気は漏れている。その漏れをさらに少なくしたら、電気の節約になり、地球にやさしい冷蔵庫ができるということでさらに研究をし、扉の合わさる部分を波打たせたそうです。すると、空気の漏れる量が減り、使う電力が20%減った、わかりやすく言うと、例えば、1000円分の電気を使っていたとすると、800円分の電気で済むようになったということです。このように自然や生き物の特徴を生かして、地球にやさしい製品を作り出す「ネイチャー テクノロジー」の研究が進んでいます。調べてみようと思う人は是非他にどんな製品が作り出されているのか調べてみましょう。調べられないという人は、自分たちも生活の中で電気の無駄遣いがないか振り返ってみましょう。誰もいない教室やトイレの電気がつきっぱなしになっていたり、天気の良い日に廊下の電気がついていたりするのをよく見ます。電気を大切にして地球を守ろうとしている人がいるのに、自分たちは電気の無駄遣いをしているというのではいけませんね。是非行動に移しましょう。