12月18日(火）
　今日の2〜3時限目、3年生は講堂で視覚障がいの山本さんと盲導犬フェリシアとともに学習しました。山本さんは病気がもとで、4歳くらいから弱視となり、中学校で、全く見えなくなり、外へ行くのがいやになって家からでなくなったこと、やがて白杖を持つようになり外へ出られるようになったこと、でも、危険がいっぱいだったこと、そして、盲導犬と出会い、活動範囲が広くなったことなどを話してくださいました。
　視覚障がいの人が町で困っているのを見かけたら声をかけてほしい。たとえば、「信号が青に変わりましたよ。」とか、「そちらへ行くと、プラットホームから落ちてしまいますよ。」と言うように言ってもらえるととても助かるというような話をしてくださいました。お話の後では、山本さんについてまとめたDVDを見せていただいたり、視覚障がいの方が使いやすいように工夫された文房具を触らせてもらったり、視覚障がいの方も楽しめる卓球を体験させてもらったりしました。
　1月には5年生の学習のために、再度、山本さんとフェリシアが来校してくださいます。