☆児童朝会を実施しました☆
- 公開日
- 2019/02/25
- 更新日
- 2019/02/25
お知らせ
2月25日(月)
日に日に、日差しが春めいてきました。晴天の中、児童朝会を実施しました。今日は次のような話をしました。
この休みの間、ニュースで「りゅうぐう」とか「はやぶさ2」という言葉を聞いた人がたくさんいると思います。「りゅうぐう」と言うのは、太陽の周りをまわっている小さな惑星の名前です。今から20年前に発見された小惑星です。「はやぶさ2」と言うのは、「りゅうぐう」を目指して打ち上げられた探査機の名前です。2月22日(金)に、無事着陸したということです。「りゅうぐう」と言う星の土や砂を持ち帰って研究することで「生命誕生」や「太陽系」についてわかるかもしれないと期待されています。日本は人が乗って宇宙に行く宇宙船の技術ではまだ世界から遅れているようですが、人が乗っていない無人のこのような探査機の技術では、世界をリードしているとのことです。この「はやぶさ2」は約4年かけて「りゅうぐう」に到着しました。そして、帰って来るのは2020年の年末、つまり、来年の終わり頃だそうです。その時にはまた、ニュースで伝えられると思います。校長先生があの時話していたことだなあと思いだしてくださいね。
ところで、名前についてなのですが、「りゅうぐう」と言うと何のお話を思い出しますか?「うらしまたろう」ですね。浦島太郎は竜宮城に行って何を持って帰ってきましたか?(「たまてばこ」と返事が返ってきました。)そうです。玉手箱ですね。「りゅうぐう」に行っている「はやぶさ2」も「りゅうぐう」の土や砂などを箱に入れて持って帰って来るという点が似ていることが「りゅうぐう」と言う名前がついた一つの理由だそうです。そして、もう一つ興味深いのが、「りゅうぐう」にもへこんでいるところや、大きな岩があるそうで、それらに付けられている名前が「オトヒメ」「ウラシマ」「モモタロウ」などと言う子どもたちがよく知っているお話に出てくる名前なのだそうです。おもしろいですね。皆さんも他にどんな名前があるのか調べてみると楽しいですよ。また、持ち返った物からどんなことがわかるのかも楽しみにしておきましょう。