☆放送朝会を行いました☆
- 公開日
- 2019/03/04
- 更新日
- 2019/03/04
校長室より
3月4日(月)
今日は雨天のため、放送で児童朝会を行いました。次のような話をしました。
3年生から6年生の皆さんはこの間「経年調査」と言うテストをしました。その中に、「読書は好きですか」というアンケートがありました。約80%、つまり10人のうち8人が好きですと答えていました。いいことだと思います。でも、お家の人に「子どもたちは家で読書の習慣が身についていますか」と言う問題に対して「はい」と答えた人はだいたい半分でした。家でも進んで本を読んでほしいと思います。
「読書が脳を元気にする」という研究は、たくさん報告されています。本を読むと、皆さんのおでこの後ろにある大脳の前頭前野と言うところが発達するのだそうです。前頭前野と言うところは、考えたり、記憶したり、感情をコントロールしたりする働きをするとても大切な部分です。本を読むと、そこに描かれている景色、音、においなどを想像することで本当に自分が体験したように前頭前野と言うところが刺激を受けます。それで、読書は脳を元気にするのです。テレビやコンピューターゲームをしているときにはそのような刺激は起こらないということです。
今から、皆さんが知っているお話の一部分を読みますので、目を閉じて様子を想像しながら聞きましょう。
「りっちゃんは、サラダをつくりはじめました。きゅうりをトントントン、キャベツはシャシャシャキ、トマトもストントントンときって、大きなおさらにのせました。」
さあ、色や音、におい、場面の様子を想像することができましたか?
たくさんの本を読むことも大切ですが、そこに描かれている内容を想像しながらゆっくりと物語を楽しむことも大事です。今日は雨です。図書館ボランティアの方も来てくださいます。是非、本を読みましょう。
今日は読書がみんなの脳を元気にするという話をしました。