スクールワイドPBS 『多層支援システム』×『ポジティブフィードバック』(4月23日)
- 公開日
- 2019/04/23
- 更新日
- 2019/04/23
学校日記
写真は、本日の授業の様子です。
国語の授業をしているクラスでは、
担任の先生は、「教科書の○○ページを開きましょう…」
というだけでなく、しっかりとそのページをみせながら
全体の様子をみています。
そして、ページを開くのが難しそうにしている子どものそばにいって、
支援をすぐにしていました。
そして、できたときは、笑顔でポジティブフィードバックをしていました。
また、音楽の授業をしているクラスでは、
担任の先生は、「○○を歌いましょう…」
というだけでなく、子どもたちと一緒に歌いながら
全体の様子をみています。
そして、難しそうにしている子どものそばにいって、支援をすぐにしていました。
そして、できたときは、笑顔でポジティブフィードバックをしていました。
本校では、
『学校全体で取り組むポジティブな行動支援
〜児童の「できた!」を引き出すポジティブ支援
〜スクールワイドPBS』に取り組んでいるところですが、
まず、このように教師自らが望ましい行動のお手本をしめしながら、
一人ひとりが望ましい行動ができるような状態を目指して、
子どもたち全員に、適切な支援を、段階をふまえながら行っています。
これは、エビデンスベースの研究成果である『多層支援システム』の
考え方に基づきます。
『多層支援システム』は、まず『1層支援』から始めます。
『1層支援』を十分に行うことによって、
更なる支援(『2層支援』)を必要とする児童がいれば、
更なる支援(『2層支援』)をおこなっていきます。
そして、更なる支援(『3層支援』)を必要とする児童がいれば、
更なる支援(『3層支援』)をおこなっていきます。
更なる支援を必要とする児童は、各教科等によっても違ってきます。
人間誰しもが、得手不得手があるのと同じです。
『多層支援システム』の考え方に基づいて指導を展開すれば、
教師の支援が十分に行き届き、全体の目標達成度が自ずと高くなります。
本校では、この『多層支援システム』という
エビデンスベースの研究成果を生かしながら
できたらすぐにほめる「ポジティブフィードバック」を
かけ合わせて、相乗効果を高めながら、取組みを進めているところです。
子どもたち全員が、しっかりと学習できるように、
更なる充実に努めていきますので、
ご理解・ご協力をお願いいたします。