スクールワイドPBS 『多層支援システム』(5月31日)
- 公開日
- 2019/05/31
- 更新日
- 2019/05/31
学校日記
写真は、6年生の国語の授業を始めようとしているときの様子です。
担任の先生は、「国語の教科書の○○ページを開きましょう…」
というだけでなく、しっかりと全体の様子をみています。
そして、ページを開くのが難しようにしている児童のそばにいって、
支援をすぐにしていました。
また、「本を読む姿勢がいいですね・・・」、
「○○さんは、しっかりと音読ができていますね・・・」等、
グッドタイミングでポジティブフィードバックも展開していました。
本校では、『学校全体で取り組むポジティブな行動支援
〜児童の「できた!」を引き出すポジティブ支援
〜スクールワイドPBS』に取り組んでいるところですが、
まず、このように授業に集中できるような状態を目指して、
子どもたち全員に、適切な支援を、段階をふまえながら行っています。
これは、エビデンスベースの研究成果である『多層支援システム』の
考え方に基づきます。
『多層支援システム』は、まず『1層支援』から始めます。
『1層支援』を十分に行うことによって、
更なる支援(『2層支援』)を必要とする児童がいれば、
更なる支援(『2層支援』)をおこなっていきます。
そして、更なる支援(『3層支援』)を必要とする児童がいれば、
更なる支援(『3層支援』)をおこなっていきます。
更なる支援を必要とする児童は、各教科等によっても違ってきます。
人間誰しもが、得手不得手があるのと同じです。
『多層支援システム』の考え方に基づいて指導を展開すれば、
教師の支援が十分に行き届き、全体の目標達成度が自ずと高くなります。
本校では、この、『多層支援システム』という
エビデンスベースの研究成果を生かしながら
取組みを進めているところです。
子どもたち全員が、しっかりと学習できるように、
更なる充実に努力していきますので、
ご理解・ご協力をお願いいたします。