スクールワイドPBS 5年学級活動(10月18日5時間目)
- 公開日
- 2018/10/18
- 更新日
- 2018/10/18
学校日記
写真は、5年生の学級活動「学級会」の様子です。
議題に沿って、活発に意見が出され、またそれらの意見について
しっかりと話合いがなされ、よりよく練り上げられていました。
まさに、有意義な学級会が行われていました。
これは担任の先生による、多くの工夫や準備によって
成り立っています。これらの多くの工夫や準備は、
エビデンスベースの『行動の見方:ABC分析』の考え方に
基づいて行われています。
『行動の見方:ABC分析』とは・・・
A・・・行動の前
B・・・行動
C・・・行動の後
AとCは、教え手側が変えることができるため、
具体的な問題改善に向けた方法を計画することができます。
行動の前「A」と行動の後「C」を工夫していくことで、
行動「B」を変えていくことができます。
本日は、行動の前「A」の指導者の工夫として、
1.話合いの進め方について、具体的な教示・お手本を示している。
2.話合い活動が適切に進められるための、教材・教具が準備されている。
3.話合い活動が適切に進められるための、手だてが確立されている。
4.実際の話合いの場面において、適切に指導者が支援している。等々
これらの行動の前「A」の工夫が確立されているおかげで、
子どもたちは、本日の話合いに対して、望ましい行動「B」が
理解しやすく、活発で深みのある学級会が展開されていました。
特に、「めあての達成度」を縦軸に、
「楽しめる児童の数」を横軸にまとめていく、
「思考ツール」の活用により、話合いが立体的に展開されていました。
行動の後「C」の工夫についても、望ましい行動が繰り返されるように、
すぐに拍手や賞賛のことばがけ等の『ポジティブ・フィードバック』が多く
行われていました。
これからも、よりよい教育活動の推進に向けて
努力を重ねていきますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。