スクールワイドPBS 望ましい行動を引き出す工夫(11月13日)
- 公開日
- 2018/11/13
- 更新日
- 2018/11/13
学校日記
写真は、1年生の教室付近にある掲示物です。
下駄箱や水道、雑巾スタンドの目につきやすいところに
以前から、掲示しています。
これらは、エビデンスベースの学校改革を導入する前から
子どもたちへの指導のために、掲示しています。
少々古くなってもたいせつに使っています。
エビデンスベースの学校改革は全く新しい試みではなく、
効果の立証されている教育活動の枠組み・進め方とも言えますので、
このように、今まで学校で行われていたことをどんどん取り入れ、
効果的にリンクさせていきます。
以前、ご紹介しましたように、
『望ましい行動』を引き出すための工夫や準備は、
エビデンスベースの『行動の見方:ABC分析』の考え方に
基づいて行われています。
『行動の見方:ABC分析』とは・・・
A・・・行動の前
B・・・行動
C・・・行動の後
AとCは、教え手側が変えることができるため、
具体的な問題改善に向けた方法を計画することができます。
行動の前「A」と行動の後「C」を工夫していくことで、
行動「B」を変えていくことができます。
『以前からある掲示物』は、行動の前「A」の指導者の工夫として、
具体的な教示・お手本を示しているので、
学校の宝物として、どんどん活用していくことがベターです。
1年生は、毎回行動するときに、
これらの掲示物をお手本に、正しく靴をなおしたり、
正しく手洗いをしたり、正しく雑巾を干したりしています。
このように、今までの取り組みをフルに活かしながら、
よりよい教育活動の推進に向けて
努力を重ねていきますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。