何度も正しく手を洗おう!
- 公開日
- 2020/05/19
- 更新日
- 2020/05/19
すくすく、長吉南っ子!
表の国立医薬品食品衛生研究所の研究は、手洗いによってどの程度ウイルスが除去できるのか示しています。
例えば「手洗いなし」と比べると、「流水で15秒手洗い」するだけでも、ウイルスを100分の1にすることができます。これに「ハンドソープでもみ洗い」を加えると、1回の手洗いでウイルスはさらに100分の1になります。流水だけでもかなり効果はありますが、やはりせっけんと流水による手洗いがベストということが分かります。
そして、「ハンドソープで60秒もみ洗いした後流水で15秒すすぎ」した場合と、「ハンドソープで10秒もみ洗いした後流水で15秒すすぎを2回繰り返す」場合とを比べると、後者の方がより多くのウイルスを除去することができます。つまり、長時間念入りに手洗いするのも大切ですが、手洗いをなるべく頻繁に行うのが何よりも効果的ということです。
本校でも、これをわかりやすくしたものを養護教諭が作成し、保健室前に掲示しています。「ハンドソープがなければあんまり意味がない」と思いがちですが、水で15秒手洗いするだけで100%のウイルスが1%になるということです。そして、ていねいな1回だけの手洗いよりも機会あるごとに手洗いする方がウイルスがなくなるんだそうです。
学校でも手洗いの大切さを指導したり、入室前にはアルコール消毒を行っています。ご家庭でも手の洗い方について、改めてお声かけをお願いします。また、登校日には、必ずハンカチを持たせてください。