いじめについて考える日
- 公開日
- 2020/07/06
- 更新日
- 2020/07/06
すくすく、長吉南っ子!
楽しいクラスって、どんなクラスだろうか?
きっと思い浮かぶのは、「笑顔いっぱいのクラス」「笑いがいっぱいのクラス」、そういう人が多いんじゃないかな。校長先生も大賛成。いつも笑顔がいっぱいの教室。最高です。でも、大事なことは、どんなことで笑っているか、ということなのです。
笑ってはいけないことがあります。
○人の死や病気 ○人の顔つきや体つき ○持ち物や趣味
○成績や記録や作品の出来栄え ○失敗や不得意
もちろん、笑いがふさわしいこともあります。
○困難を乗り切った時 ○仲間と力を合わせることができた時
○すばらしい「もの」や「こと」に出会えた時 ○心と心が通い合った時
知っていてほしいのです。私たちの身の回りには笑ったりしてはいけないことや、笑ったりしてはいけない場面があるということを。そしてもちろん、笑顔がこぼれるようなことや、笑顔がこぼれるような場面があるということも。ヘラヘラ、ゲラゲラ、笑い転げるクラスのことを、決して楽しいクラスとは言わないということを。
ぜひ、そのことを頭に入れて、毎日クラスみんなが気持ちよく過ごせるように、一人一人が考えていってほしい。長吉南小学校が、よい笑いでいっぱいになるようにしていこう。
今日の放送朝礼で、このような話をしました。
「笑い」と「差別」は隣り合わせであるということ。
笑いには、もっと敏感にならなくてはならないということ。
いじめは、笑いながらエスカレートする。だから笑いは怖いのだということ。
これらのことは、子どもたちだけでなく、私たちも気をつけていかなくてはならないことです。子どもたちは、未熟です。純粋です。それゆえに、ストップがかからないことがあるかもしれません。私たち大人がアンテナを高く張り、見守っていきたいと考えています。
学校では、今週、各学年の実態に応じて「いじめ」について考えていきます。ご家庭でも、何か少しでも話題にしていただけたらありがたいです。よろしくお願いします。