すばらしいゴールを
- 公開日
- 2021/03/08
- 更新日
- 2021/03/08
すくすく、長吉南っ子!
きまりを守らなければならないことも知っている。困っている人に手を貸したり、人には優しくしてあげることが大切だと言うこともわかっている。人がいやがることをするのは良くないことはみんな知っている。
でも、つい人の悪口を言うのはなぜだろう。人のことをうらやましく思っていじわるしてしまうのはどうしてだろう。 きまりを破ってしまったり、めんどくさいと後回しにしたり、さぼってしまうのはなぜだろう。
きちんとやろうと思っていたのに「めんどくさいからやめようぜ」という友だちの言葉に乗ってしまう。一人ではそんな気はないのに、友だちが一緒だと誰かを無視したり、悪口を言ってしまう。 自分が悪いとわかっているのに、親や先生に言われると腹を立ててしまう。いけない事だとわかっているのに、自分がやらなくてもいいやと見て見ぬ振りをする。
「わかっちゃいるけど、できない」「わかっちゃいるのに、やめられない」みんなそうなんです。人間は、そんな弱い心を誰もが持っています。
でも、ずっとそんな自分で良いのでしょうか。たった一度の人生です。そういった怠ける心に打ち勝って、少しでもよりよく生きてほしいのです。
6年生は今日を入れて10日間の小学校生活です。家族や友だちだけでなく、みなさんのことを思い、たくさんの人が動いてくれています。6年生と楽しもう!月間は、それぞれの学年が内容を考え、心を込めてプレゼントを作ってくれています。講堂の入口の横の花壇には、管理作業員さんが卒業式に向けて花を植えてくれました。事務主事のお二人は、卒業までに間に合うようにいろいろなものを注文してくれています。PTAの方々も卒業記念品をどんなものにしようかと何度も話し合い、いろいろなお店に行ってくれています。今日は5年生が卒業式に向けての椅子を出し、並べてくれました。
それを聞いて、6年生のみなさんができることは何か、真剣に考えてほしい。登校時刻を守ることから始まって下校までの時間、きまりを守った姿を、ぜひ後輩たちに見せてほしいと思っています。特別なことなどいりません。あなたたちがこの6年間、当たり前にやってきたことを最後まで見せてほしい。
「当たり前を 当たり前に」
1年生から6年生まで、残り2週間、全力で取り組もう。
今日、子どもたちに話した言葉です。すばらしいラストスパートを見せてほしいと思っています。みんなで胸を張って、ゴールテープを切りましょう!