あれから27年…
- 公開日
- 2022/01/18
- 更新日
- 2022/01/18
すくすく、長吉南っ子!
(写真:伊丹市ホームページより)
阪神淡路大震災から27年。私は兵庫県伊丹市で被災しました。毎年1月17日になると今もあの時の記憶が昨日のことのように思い出されます。怖くなります。昨日もテレビで当時の映像を見ていると忘れかけていた細かい記憶も鮮明に思い出して辛くなってしまいました。
でも、その記憶は忘れてはいけないし、その当時まだ生まれていなかった世代に繋げていくことが大切だとも思っています。
その思いもあり、昨日の給食の時間に当時の話をしました。そして、地震が起こったときには、近くに机があったらとにかく中に入りなさい。ふとんやクッションがあれば頭を隠しなさい。何よりも命をとにかく守りなさい、と伝えました。
私だけではなく、あの大震災を経験した誰もが、いろいろな思いを抱えて生きていることだと思います。27年も経ちましたから、保護者の方や私たち教職員の中にも生まれていなかったり、まだ幼かった方も多くなってきています。経験した話だけではなく、知っていること、聞いたことを子どもに伝えることは、子どもたちにとってもとても大事なことです。できましたら映像とともに、お子さんにお話をしていただけたらと思います。