学校日記

児童朝会

公開日
2022/12/05
更新日
2022/12/05

すくすく、長吉南っ子!

 12月4日から10日までは第74回目の人権週間です。日本ではこの期間を人権週間としています。今日の児童朝会では放送で以下のようなお話をしました。

 私たちは生まれた時には、言葉も話せず「オギャー」と泣くだけでした。もちろん歩くこともできませんでした。ほとんど何もできず、ほとんど何も知りませんでした。それにもかかわらず、少しできることが増え、少し知っていることが増えると、できない人や知らない人をバカにしたり、差別してしまうことがあります。
 人権週間では、一人一人のちがいを認めたり、自分や友だちの良いところを見つけて、自分も友だちも大切だということを知る、大切な1週間にしてほしいと思っています。
 みなさん一人一人ちがった良いところをもっています。それを「個性」と言います。それぞれのちがうところをたくさん見つけてください。得意なこともそれぞれですが、苦手なことも人それぞれです。苦手なことを悪く言ったり、責めるのではなく、みなさんが優しい心を持って、困っている人や苦手な人がいたら、それぞれの得意なことを生かして助け合えたらいいなと思います。校長先生も苦手なことはたくさんの先生に助けてもらっています。でも、先生たちの苦手なことで校長先生が得意なことは助けることもあります。
 人は誰でも得意なこと、苦手なことはありますが、誰もが大切な存在です。校長先生にとって長吉南小学校のみなさん全員が大切な存在ですし、叱ることもあるけれどみなさんのことが大好きです。もちろんおうちの人もみなさんのことをそう思っています。みなさんも先生たちも幸せになるために生まれてきたのです。人権週間は今週だけですが、自分の人権、人の人権を大切にすることを、これからも、大人になってもずっと心がけてほしいと願っています。

 ご家庭でもぜひ話題にしてください。お子さんに大切だよ、大好きだよと伝えてあげてください。