学校日記

6年 本校ではじめての「生命の授業」に感動!〜卒業を前に〜

公開日
2025/01/21
更新日
2025/01/21

校長室から(happyだより)

 本校初の試みとなる出前授業をしました。助産師の経験をお持ちで、ご自身でも保健教育の研究をされている先生をお迎えし「生命の授業」を行い、赤ちゃんの誕生と胎内での育ち、出産、育児などを、丁寧に体験もふまえながら学習しました。
 赤ちゃんの育ちと妊婦さんの苦労、出産の神秘……例えば、臍の緒の役割や出産時には赤ちゃんが回転して、頭蓋骨もうまく動いてせまい産道を通って生まれてくること、お母さんだけでなく赤ちゃんも息を止めながら苦しい思いをして生まれてくること、つまり、出産は赤ちゃんとお母さんがともに力を合わせて行う初めての大仕事であることなどを聞き、何度も感嘆の声があがりました。子ども達の心に響いていることが伝わってきました。そして、大人もジーンと涙がにじむひと時でした。
 
 お母さんが命がけで自分を産んでくれた、家族や周囲の人が願いを持って育ててくれたからこそ「自分が無事に成長して今があること」、だからこそ「命は大切にしなければならないこと」を教えていただき心で受けとめることができました。
 子ども達は真剣に耳を傾け、心で話を受けとめていました。「命を大切に、健康でいてください」という周囲の願いを実感する学習でした。