34年生:視覚に障害のある方、盲導犬との交流
- 公開日
- 2015/10/06
- 更新日
- 2015/10/06
お知らせ
10月5日(月)、本校に視覚に障害のある山本さんが、盲導犬のフェリシアをつれて来られました。昨年に引き続いての来校です。
3時間目は3年生が、4時間目は4年生が、多目的室でお話を聞きました。
まず、山本さんから子ども達に、「盲導犬はどんな役割をする犬ですか?」と問いかけられました。この問いかけに、4年生の子どもからは、「人を誘導します」という答えが返ってきて、山本さんは、大きくうなずきながら、「盲導犬は、目の働きはできません。人を誘導する働きをするんです。」と話されました。
また、一頭の盲導犬を育てるためには、たくさんの時間と費用がかかっていること、盲導犬を必要としている人が、まだまだたくさんいることなど、話されました。
先日、視覚障がいのある人が盲導犬とともに交通事故に遭われて、命を落とされる痛ましい事故が、報道されていました。山本さんは、盲導犬は、交差点では信号の色で判断するのではなく、歩行者の動きで、信号の意味を判断しているということでした。子ども達は、このニュースの話を聞き、強く心にうたれたようでした。
また、子ども達といっしょに、折り紙で人形づくりも教えていただきました。
山本さんが、普段使われている様々な道具も、持ってきてくださいました。
希望する子ども達は、フェリシアにさわることもできました。
私たちの周りには、様々な障害を持った方がおられます。学校では、障がいのある人達のことをよく知り、互いに支え合うことができるよう、今後も取り組みを進めていきます。