うりひガッツ日記

積み木が子ども達の造形の材料に早変わり!・・・幼小交流(1年生)

公開日
2015/10/30
更新日
2015/10/30

お知らせ

 10月29日(木)2時間目に学校の正門にかわいい子ども達がやってきました。天宗瓜破園の年長組の子ども達です。この日は、小学校と幼稚園・保育所の子ども達が交流する取り組みの日です。
 一昨年度より、1年生と年長組の子ども達が、積み木(間伐材)を使って、いっしょに造形表現をする体験活動に取り組んでいます。
 講堂一面に赤いじゅうたんが敷き詰められ、ヒノキの間伐材でてきた積み木の山があちこちに準備されています。木のぬくもりをはだで感じながら、積み木を積んだり、並べたりしながら、造形体験をしていきます。
 はじめは、小さな積み木でできたかたまりが、しだいに高くなったり、長くつながっていったりしました。ときどき、1年生のこどもたちと年長のこどもたちが、互いの表現を見合ったりしています。
 今回の体験学習は、図画工作の学習の一環として取り組んでいますが、環境学習の視点でも取り組んでいます。山の木々を育てていくために、間伐作業を行われますが、今回使っている積み木は、その間伐材からできています。間伐材が利用されることが、豊かな森をつくっていくために、とても有効です。この体験的な学習活動は、『森のつみき広場』という題材名です。自然の木の香りや肌触りなどを感じながら、積み木という材料を使って、造形的な表現を楽しむことができました。学習の最後は、「森の働き」について紙芝居を使って学習しました。また、年長組と小学校1年生の児童が、同じ場所で活動することにより、自然に交流することができました。
 また、来年以降も、この活動を続けていく予定です。