とら〜のパンツは・・・・節分
- 公開日
- 2016/02/02
- 更新日
- 2016/02/02
お知らせ
いよいよ2月がスタートしました。極寒の1月末を乗り越え、いよいよ春のきざしが、少しずつ感じられるようになっています。
2月1日(月)の児童朝会では、校長先生から、「節分」についてのお話がありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2月3日は、「節分」です。節分は冬と春とわける日で、昔の人は、節分の前日までを冬、節分の翌日からを春と考えていました。
さて、この節分の日は、どんなことをする日か、わかりますか?
=「恵方巻き!」と子どもの声がありました。=
最近は、節分の日に、巻きずしを食べる習慣がみられますが、もともとは、鬼を豆で追い出すという行事です。昔の人は、目には見えないおそろしいものを「鬼」として、病気や心の中にあるいじわるな心を、自分の中から追い出そうと考えたようです。
ところで、虎がらのパンツをはいている鬼をよく見かけます。どうして鬼のパンツは虎がらなんでしょうか。実は、これにもきちんと理由があるそうです。方角は、今は東西南北で表しますが、昔は、十二支の動物で順に方角を表していました。子(ねずみ)が今の北を表していて、牛(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)は東を表しています。虎の方角が今の北東のあたりを表しています。中国では、鬼は北東の方角、つまり虎の方角からやってくると考えられていて、そのため、鬼といえば虎皮のパンツと連想されるようになったそうです。
日本で行われているいろいろな風習には、昔の人たちのいろいろな思いがこめられているんですね。