読み聞かせの時間
- 公開日
- 2025/10/09
- 更新日
- 2025/10/09
学校生活
日本昔ばなし『仙人のおしえ』
「むかし、あるところに、ひとりのわかものが、目の見えない母親とくらしていました。」言葉がすーっと入ってきます。この絵本は、昔話研究の第一人者の小澤俊夫さんが再話した後世に語り継がれる上質な日本昔ばなしです。
親孝行の若者は、ある晩、夢のお告げをうけて母親の目が見えるように、山に住んでいる仙人にお願いするため旅に出ます。
道中で、それぞれ悩みを抱えている者たちに仙人に会うのなら同じようにその答えを聞いてほしいと頼まれるのです。
ようやく、仙人のいる場所までたどりついた若者でしたが聞きたいお願い事は、自分のお願いも含めて4つもあるのに仙人は、3つしかお願いを聞いてくれないというのです。
さて、心優しい若者はどうしたのでしょう。
そして、お願い事に対する仙人の答えはどんな答えだったのでしょうか。
気持ちのいい昔話ならではの、爽快感あふれる結末が待っています。