学校日記

「南海トラフ地震」への備え

公開日
2024/08/30
更新日
2024/08/30

学校行事・できごと

今年1月1日まさに「お正月」を堪能していた夕方16:10に石川県能登半島でマグニチュード7.6震度7の地震が起きました。被災後1か月を過ぎましたが、まだまだ復旧は進んでいません。また、8月8日夜7時に宮崎の日向灘での大きな地震によって「巨大地震臨時情報」が発表され1週間ほど起きる可能性が高い状況が続きました。

さて考えてみると地政学的にみても歴史的に見ても日本は地震が頻発する国です。いつどこで地震が起きても不思議でないのです。地震が起きるたびに大騒ぎしますが、喉元過ぎれば何とかな状況がずっと続いています。大切なことは「備え」です。起きるということを想定して「備える」ことです。当然地震が好きな人はいませんし、起きてほしくないとほとんどの方が思っています。起きた時にどんな行動をするのか、避難経路は、家族との連絡は、家族との集合場所などの確認を平時にしておくべきです。学校では毎年避難訓練を行っていますし、自治体でも880万人訓練と称して行っています。大災害になれば、大パニックを起こすことは予想されますし、家族との連絡もつきにくい状況が予想されます。ぜひご家庭で、家庭での待ち合わせ場所や連絡方法(電話やメールが繋がらない)を確認することをお願いします。

政府の地震調査委員会は、南海トラフで40年以内にマグニチュード8〜9級の地震が発生する確率を90%程度に引き上げました。必ずやってくるだろう地震に「備え」、被害が最小限になるように対策をお願いします。