「読書の効果」
- 公開日
- 2024/09/04
- 更新日
- 2024/09/04
お知らせ
ある調査によると、小学生に童話を2分間読ませた後に記憶力テストをすると、結果が1〜2割よくなったという報告がありました。
また学生に「明日の予定を考える」「本を読む」「トランプゲームをする」などに取り組ませて、脳が働いている部分を調べたところ、驚くほど広範囲に脳を働かせているのは「本を読む」ときで、「明日の予定を考える」ではほとんど変化がなかったという報告もありました。
本を読むと、前頭前野という脳の前部にあるところが強く活性化され、注意力が増し、情緒豊かになるそうです。痴呆症のお年寄りでは、おむつが不要になったり、会話がスムーズになったりしたという事例もあるそうです。
逆に、テレビゲームを毎日2〜7時間する子は、脳の活動を示す脳波が前頭前野からほとんどでない「ゲーム脳」になっています。前頭前野には感情をコントロールする役割もありますが、このゲーム脳ではきれやすい性格につながるそうです。
学校では毎週水曜日に「読書タイム」で読書の時間を設定したり、毎週1回の図書の時間、昼休みの図書館開放、その他読書の取り組みなど行っていますが、是非ともご家庭で読書の機会を作っていただければありがたいです。