学校日記

令和3年度 11月29日(月)児童朝会講話

公開日
2021/11/29
更新日
2021/11/29

お知らせ

全国学力・学習状況調査の児童質問紙で、全国平均より下回っていた「自分には、よいところがあると思う」というのが、6年生の最も気にかかるところでした。

 こんな話があります。
 ある病院の受付で働くAさんは、引っ込み思案で人見知りをする自分の性格が、短所だと気にしていました。
 しかし、その引っ込み思案な性格のおかげで病院の受付に来られた患者さんと接するとき、自分と同じような性格の方々に配慮ができるようになったそうです。
 自分と同じように病院内でどうしていいか分からず迷っている患者さんを見かけたら、「何かお困りですか?」と優しく声をかけます。また、相手が安心して話せるように、その人に合わせて表情や声のトーンにも気をつかっているそうです。
 その姿を見て、その病院の職員のみなさんが、Aさんを見習うようになったそうです。
 長所は、時として人を傲慢にします。しかし、短所は人を謙虚にし、努力する気持ちにさせてくれます。
 自分で自分を「だめだな」と思うことは誰にでもあるでしょう。しかし、だからこそ気づくことや学ぶこともあるのです。自分の短所を自覚して努力することで、それはあなたの魅力になるのです。

ぜひとも、学校生活の中で、自分のいいところ、友達のいいところを見つけてください。そして、みんなが、「自分には良いところがある」と思える人間になってほしいと思います。


このあと、賞状の伝達をします。