学校日記

新聞の書写し「天声人語」

公開日
2021/06/11
更新日
2021/06/11

学校日記

 今回の「天声人語」は、今から30年前の6月3日に噴火した、長崎県の雲仙普賢岳を取り上げらたコラムです。この噴火では噴火と同時に、大火砕流が発生し、ふもとの集落が襲われました。この災害に関わって、長崎県島原市の当時の市長、鐘ケ江管一さんに関すして書かれていました。
 生徒の書写しと共に、国語科教員が書かれていました。先生は同じ年の6月に生徒を引率して長崎県に行かれたそうです。
 ある一人の生徒のご親戚が火山灰を入れた小さなガラス瓶を携えて、宿舎を訪ねて来られたそうです。先生は当時の中学3年生に噴火の恐ろしさを、あらためて伝えるきっかけとなったと書かれていました。
 また、お亡くなりになった新聞記者が先生の高校の同級生とわかりショックだったと書かれていました。「事実を伝える」ことは「危険と背中合わせ」のこともあると知ったと書かれていました。生徒の感想とともに命の重さを考えさせられました。今週もありがとうございます。