3月14日、野田中学校にて第77回卒業式が挙行されました。厳かな雰囲気の中、卒業証書が卒業生一人ひとりに手渡されました。

校長先生からの祝辞では、先日、アメリカの野球殿堂入りを果たしたイチローさんを引き合いに出したお話しをいただきました。殿堂入りに必要な記者による投票において、イチローさんは満票選出に1票足りませんでした。それに対してイチローさんは、?いろんなことが足りない、人って。それを自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思うんですよね。不完全であるというのはいいなって。生きていく上で、不完全だから進もうとできるわけで、そういうことを改めて考えさせられる。そこに向き合えるというのはよかったなと思います?とコメントされています。
物事を前向きに捉え、一歩ずつ自分のペースで歩みを進めてもらいたいという校長先生からの暖かみのあるメッセージが、祝辞に込められていました。

PTA会長からの祝辞では、松下幸之助さんの?失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい?という格言を引き合いに出してのお話しをいただきました。物事に誠実に取り組む大切さを、卒業生にご教授していただきました。

在校生代表生徒からの送辞、卒業生代表生徒からの答辞もそれぞれ心のこもった内容でした。特に卒業生代表生徒の答辞には、3年間で学び感じた様々な思いが込められていました。

蛍の光ののちに、保護者代表による暖かみのあるお話しがありました。

式の最後に卒業生による歌が披露されました。美しいコーラスが響きわたる中、目に涙を浮かべる卒業生が多数いました。

卒業を迎えた卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんは3年間の学校生活で多くを学び、大きく成長されました。新しいステージでも活躍されることを祈念しています。

最後になりましたが、野田中学校の卒業式にご臨席を賜りましたご来賓の皆様、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。