4月16日月曜日 全校集会 校長講話
- 公開日
- 2018/04/17
- 更新日
- 2018/04/17
お知らせ
お早うございます。
哲学者・教育学者の森信三先生(明治29年9月23日〜平成4年11月21日)の有名な教えが皆さんの後ろの体育倉庫に掲げてあります。「時を守り、場を清め、礼を正す」です。
「時を守り」、とは時間を守ることです。
10分前には行かなければならない場所に到着し、5分前には心の準備をしておくということです。遅刻は相手の時間を奪うことですから、時を守ることによって、相手を尊重することになり、信頼される人間になれます。
「全ての予定の5分前に姿勢を正し、心を静め、開始を待ってください。」
「場を清め」、とは掃除をすることです。
掃除をすることの意味は、5K(気づく人になれる、心を磨く、謙虚になれる、感動の心をはぐくむ、感謝の心がめばえる)ということです。「やらされている清掃」で何も考えずに上辺の掃除をするのではなく、清掃を通じて問題点などに気づくことが重要です。その気づきを通して、物理的な無駄などが見つけ出せます。性根の籠らない姿で清掃をしても、「やり直し」をする箇所が増えるだけです。
「足元のゴミを1つ拾えば、1つ分綺麗になり、1つ分心が磨かれます。」
「礼を正す」とは、挨拶をすること、返事をすることです。
挨拶をすれば人間関係がよくなり、挨拶をしなければ人間関係が悪くなる。誰に会っても、相手より先に、相手に聞こえる大きな声で、相手が気持ちよくなる挨拶をする。
「おはようございます!」「今日は!」「さようなら!」
そして、呼ばれたら「ハイ!」
相手が聞こえる大きな声で、相手が気持ちよくなる返事をする。返事をすれば人間関係がよくなり、返事をしなければ人間関係が悪くなる。
相手が気持ちよくなる挨拶、打てば響くような「ハイ!」
「時を守り、場を清め、礼を正す」、社会で通用する黄金律です。
集会後、認証式が行われました。