5月21日 全校集会 校長講話
- 公開日
- 2018/05/31
- 更新日
- 2018/05/31
お知らせ
お早うございます。
今日は、今週末にある中間考査についてです。
1年生の皆さんは、中学校での初めての定期考査になります。小学校の小単元毎の試験と異なり、四月当初からこれまでの分を全部纏めたかなり大きな範囲について出題されます。一夜漬けでは手に負えません。すでに準備している人は感心ですが、まだ、何も準備をしていない人は、今日からしっかり始めましょう。
3年生は、愈々受験の年の幕開けです。定期考査が5回、実力テストが5回の計10回。更には、全国学力・学習状況調査、大阪府中学生チャレンジテスト、大阪市統一テストと枚挙に暇がありません。試験・試験・試験・…の1年間で、その集大成が高校受験です。計画的にしっかり取り組んで行けば、試験を通して学力が伸び、試験の度に実力が上がって行きますが、唯々受け身で過ごしていては、ボウーッとした時間が流れて行くだけということになります。心構えの違いが、1年後の結果に直結します。中3生は毎年大勢います。そして、多くの人が時間を有効活用して、その結果成功し、また、残念ながら、一方の多くの人が、時間を無駄にしてしまって、その結果失敗します。さぁ、今、始まりの時です。他の誰でもない、自分こそは、この1年を有意義に活用するぞ、そして成功するぞ、と、奮い立ってください。
2年生は、中弛みと言われがちですが、そんな寝ぼけたことは言ってはいられません。何故なら、2年後の高校受験には1年生からの評定が使われるからです。1年生で取ってしまった3を4に変えること、4を5に変えることは、もうできません。後悔先に立たずです。済んでしまったことを、ごちゃごちゃ後悔しても始まりません。せめて、2年生から頑張りましょう。2年・3年と頑張れば、2/3頑張れるのです。受験が目の前に差し迫った3年しか頑張らなければ、1/3しか頑張れません。それでは、入れる高校には入れても、入りたい高校には入れません。さぁ、今から、頑張りましょう。
さて、目の前の小さなことばかり話しましたが、心髄は、身に付けた学力は一生の宝だと言うことです。貴方が身に付けた学力は貴方のものです。誰も盗むことなどできません。そして、人生の至る所で貴方を助けてくれます。信じて学んでください。