人権週間
- 公開日
- 2018/12/10
- 更新日
- 2018/12/10
お知らせ
お早うございます。
今日は、素晴らしいニュースをお届けします。
先々週は2学期末考査で下校時が早かったのですが、29日の木曜日、13時半頃、1年2組の濱崎美海(はまさきみなみ)さんと1年3組の羽賀田夢叶(はがたゆめか)さんが、国道43号線とJRゆめ咲線が交差する踏切付近で、三歳くらいの男の子が一人、踏切に入りかけるのを見つけ、声を掛けました。男の子は名前も何も答えず、どう見ても迷子なので、咄嗟の判断で、その男の子を学校へ連れ帰り、先生方に連絡しました。
教頭先生が、此花警察へ通報されると、親御さんが捜しておられたことが分かり、程なくしてパトカーが到着、男の子は無事保護されました。
幼い子どもさんの無事とその親御さんの安堵感を思うと、濱崎さんと羽賀田さんの機転の利いた行動は素晴らしいの一言に尽きます。天晴と言うに相応しいものです。
踏切付近のことですから、自分の身に危険が及ぶようなことは絶対にしてはいけません。避けてください。でも、皆さんは中学生です。お年寄りや幼いお子さんについては、手を差し伸べることは大事なことです。この二人の様に、常日頃から心掛けていてください。
1年2組の濱崎美海さんと1年3組の羽賀田夢叶さんに改めて称賛の意を表します。
さて、先週の全校集会が悪天候で抜けてしまったので、今日は、どうしても、もう一つ話しをしなければなりません。
昭和23年12月10日の第3回国際連合総会で、「世界人権宣言」が採択されたことを記念して、昭和25年の第5回国際連合総会において、毎年12月10日を「世界人権デー」として記念行事を行うことが決議されました。
日本では、この日を含む形で直前の1週間(4日から10日まで)が「人権週間」に指定されています。平成30年は、採択から70年目の節目の年です。
法務省の平成30年度啓発活動重点目標
《世界人権宣言70周年》
みんなで築こう 人権の世紀
〜考えよう 相手の気持ち 未来へつなげよう 違いを認め合う心〜
法務省の平成30年度啓発活動強調事項
( 1) 女性の人権を守ろう
( 2) 子どもの人権を守ろう
( 3) 高齢者の人権を守ろう
( 4) 障害を理由とする偏見や差別をなくそう
( 5) 同和問題に関する偏見や差別をなくそう
( 6) アイヌの人々に対する理解を深めよう
( 7) 外国人の人権を尊重しよう
( 8) HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見や差別をなくそう
( 9) 刑を終えて出所した人に対する偏見や差別をなくそう
(10) 犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう
(11) インターネットを悪用した人権侵害をなくそう
(12) 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
(13) ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
(14) 性的指向を理由とする偏見や差別をなくそう
(15) 性同一性障害を理由とする偏見や差別をなくそう
(16) 人身取引をなくそう
(17) 東日本大震災に起因する偏見や差別をなくそう
自分がされて嫌なことは他人にしてはいけません。
他人の立場に立ってしっかり考え、行動しましょう。
「自分に厳しく、他人に優しい!」
言うは易く、行うは難しですが、それでもやはり、みんなで頑張ろう!