学校日記

全校集会10/25月

公開日
2021/10/25
更新日
2021/10/25

学校行事

 この1週間ですっかり秋らしくなりました。体調管理をしっかりしましょう。
 委員会などで、後期の活動がはじまっています。さらによりよい南中にするために、しっかりとりくんでください。委員・係などに、立候補したひともいれば、推薦をうけてなった人もいます。日ごろのようすを見て、あなたならできると、みとめてもらえたのですね。自信をもって、まわりのなかまといっしょにはげんでください。

 さて。声がかかる、声をかけてもらえる、ということについて。今朝は、先生がむかし出会った、とある男子生徒のおはなしです。

 彼は体重が90kgもある大きな人でしたが、運動が苦手。部活動にも所属せず、いまひとつ自分に自信がもてないようすでした。
 そんな彼が中2のときに、ラグビー部に入らないか、と声をかけられたことから、変化がおこります。当然、彼はまよいます。できるかな。先生はアドバイスしました。まようくらいなら、一回やってみてはどうか、やらないで後悔するよりはいいんじゃないか。そして、彼は決心したのでした。
 ラグビーを始めた彼は、体格を生かしてスクラムに大活躍。それにつられるようにしてチームにも変化がうまれ、きびしい練習をがんばって、大阪市で優勝することができたのです。
 その後、彼は推薦で進学した高校でもラグビーをつづけ、大学、社会人でも活躍しました。日本代表に選ばれるか、というところまでいったのですよ。
 中2のとき、ラグビー部に入らないかと、かけてもらえた声が一生を変えた、といっても言い過ぎではないでしょう?

 声がかかる、声をかけてもらえる、ということは、日ごろ頑張っているきみの姿を、みこみがあると、見てくれて知ってもらえているということです。その声に勇気を出して挑戦する。やってみる。自分をのばす。将来にむけて。
 だれにだって、きみにだって、そんなことおこるわけない、なんて、いったい誰にいえるでしょう?