美術部では毎年全員が「読書感想画」にチャレンジしています。
　本を読んで、その作品の内容をイメージし、絵を描くのです。

　今回は有志の１年生２人も参加してくれました。
　大阪市のコンクールの結果、９名が参加して、１名が大阪府審査に進み「優良賞」、２人が府の審査で「奨励賞」、５名が「奨励賞」をいただきました。

　今回の表彰は一足先に大阪市中央図書館で行われた、府の「優良賞」表彰の伝達です。

　読んだ作品は「君は月夜に光り輝く」、作品の題名は「想いでの先に…」です。
　以下は作者が作品で表したかったことについて書いたものです。

　『私は岡田卓也がICレコーダーで渡瀬まみずの声を聞いている場面に感動しました。大切な人が亡くなったとしても、前向きに生きていくこと、命の尊さや儚さを知りました。特にまみずから卓也への思いに感動しました。
　この絵は、今までの思い出に浸る現在の卓也を描きました。何気ない日常が胸をかきむしるほどの切ない思い出となってしまうことを表現したくて描きました。現在と思い出の表情の描き分けに苦心しました。』