10月24日（土）長居公園周回道路にて、大阪中学駅伝大阪市予選会が行われました。女子5区間、男子6区間をたすきでつなぐ、秋冬の風物詩です。西中陸上部では、長距離を専門にしていない部員も出場します。
　まずは女子です。1区井上はこの大会がラストランということもあり、スタートから集団の先頭に立つ積極的なレース展開です。力のあるランナーに抜かれていきますが、全体の中盤あたりで走りきります。2区岩崎、3区滝本の1年生コンビは初めての駅伝ながらしっかりと走り抜き、4区谷元、アンカー石田につなぎます。ゴール直前に順位を落としながらも昨年冬を上回る21位でフィニッシュ。短い準備期間でよく戦いました。
　続く男子はスタート直前にたすきが行方不明になるアクシデントもありましたが、無事に見つかりスタート。1区に抜擢された上平がエース区間を走り切ると、2区に回った久世が14人抜きの快走を見せ、一気に表彰圏内に順位を押し上げます。3区井上、4区水野は順位を落としながらも粘りの走りを見せます。5区の増田は投擲、6区の新山は跳躍の選手ながら気合いの入った走りで前を追いますが一歩及ばず、11位でのフィニッシュでした。正式計時、区間順位はまだ発表されていませんが、昨年よりタイムを縮められた者が多かったのではないでしょうか。
　今シーズンは感染拡大防止の観点から、ここまでの大会では全員での参加・応援ができませんでした。出場しない部員も総出で選手のサポート、応援ができたことで、クラブとしての団結力も強くなったはずです。