4月18日(月)全校朝礼
- 公開日
- 2022/04/18
- 更新日
- 2022/04/18
校長室だより
新学期がスタートして1週間経ちました。
先週の全校朝礼で、私は皆さんに「挨拶」の大切さについてお話ししました。皆さんの中にはしっかりと挨拶をしてくれる人が増えてきました。とてもうれしく思います。
先週の全校朝礼で、良い挨拶とは「相手の目を見て笑顔でできる挨拶」だとお話ししました。今日は、「笑顔で挨拶することが、なぜ良いのか」をお話しします。
人は「感情」が「表情」や「行動」に現れます。嬉しい、楽しいという「感情」は「笑顔」という行動に現れます。しかし、もし嬉しかったり楽しかったりしても笑顔にならないと、その感情は減少してしまうそうです。楽しくても笑わないと楽しいと思えないのだそうです。これは、「脳波」を測定して分かったそうです。人間の脳からは「脳波」が出ていて、脳波を測定すれば、その時の感情がわかります。楽しいときは楽しい脳波が、つらいときはつらい脳波が出るのです。楽しいことがあっても笑顔にという行動をしないと、楽しいという脳波が出てこない事が実験で分かったそうです。だから、「感情」を「行動」にあらわすということはとても大事なことなのです。
また、この逆も当てはまるのでそうです。つまり、「行動」が」「感情」に作用することもあるのです。たとえば、あまり楽しいと思ない場面でも、少し無理して笑顔になることで、楽しいという感情が生まれて、リラックスできるのです。甲子園に出場している野球選手は、これを実践してますね。ピンチになるとみんな集まって、笑顔で話しています。ピンチで苦しいはずなので、あえて笑顔になることで、気持ちをリラックスさせて、実力を出そうとしているのです。
皆さんも、これからの学校生活の中で、時には苦しいことやピンチに陥ることもあると思います。また、朝も眠い時や体調の悪い時もあるかと思いますが、そんな時には頑張って笑顔をしてみてください。少しだけかもしれませんが、気持ちが楽になると思います。
明日からも、皆さんの元気な挨拶を期待しています。