先週は文化発表会、ご苦労様でした。
　今年の発表は、質的にも量的にも充実していて、とても良い文化発表会でした。１０月初旬の体育大会も素晴らしく、秋の大きな行事はこれで終わりますが、いずれもたくさんの成果があったと思います。
　皆さんには、これらの秋の行事を通じて、自分が成長したこと、変わることができたことを「言葉にして」残して心の中にいってほしいと思います。「自分は体育大会や文化発表会に取り組んで、こんなことを学びました」「こんな風に成長しました」「こんなことができるようになりました」「こう変わりました」という「こんなこと」「こんな風に」ということをしっかりと言葉にしてほしいのです。「なんとなく」ではなく「言葉にする」ということが大事です。言葉にして自分の中に積み重ねていくことで、人間は成長します。それをせずに「なんとなく」で済ませてしまうと、自分の中に何も残りません。それはとてももったいことです。ぜひとも「言葉にして残す」ことで、自分の成長の糧にしてください。
　そして、これから３年生は進路に向けて大事な時期を迎えます。１・２年生も、３年生のあとを引き継ぎ、学校の中心となっていかなければなりません。どの学年も、体育大会や文化発表会での「よかった」「楽しかった」という、気分や雰囲気はここで一切封印して、気持ちを切り替えて次の目標に向けて集中して取り組んで行くことが大事です。
　目標を定めてぶれないこと、授業集中、責任ある行動、そして人からの指示待ちではなく、自分でまずは考えるということを意識して行動してください。期待しています。