最近「ブラボー」という言葉が話題になっています。
サッカーワールドカップの長友選手が発言してブレイクし、マスコミでもよく取り上げられています。もう少し早ければ、流行語大賞になったかもしれません。ブラボーはもともとイタリア語ですが、英語やほかの言葉でも同じ意味で使われています。「ＢＲＡＶＯ」と書きます。日本語で表すと、見事、あっぱれ　やったねすごいね　という感じだと思います。
さて、今日の終業式は、一年を振り返る良い機会です。皆さんにとってこの１年、「ブラボー」と言えるようなこと、自分で自分をほめられるようなこと、頑張ったと言えることはいくつありましたか？逆に反省しなければならないこと、いくつありましたか？
目をつぶって、肩の力を抜いて　楽にして考えてください。
皆さんの比較的多くの人は、「ブラボーと言えること」より、「反省しなければならないこと」の方が多いようです。このように謙虚に振り返ること、反省の気持ちを忘れないこともすごく大事ですが、一方で自分の良い点や頑張った点をしっかりと確認して、それを自信に変えて、次の成長の原動力としていくことも大切です。
（私はこの１年間で、皆さんの「ブラボー」な姿をいろんな場面で見ることができました。行事や部活動といった場面だけでなく、たとえば、テスト勉強を今までより頑張ってできるようになった人、朝の登校時にいつも同じ時間に登校してくる人、暑い時も寒い時も同じように笑顔で声を出して挨拶をしてくれる人、体育の持久走に真剣に取り組んでいる人などです。そんな、小さいと思う様なことかもしれませんが、これも自分をほめる材料としていくことはとても大事だと思います。）
１年の振り返りのこの時期に、ぜひ自分をほめてあげることができるところ、頑張ったといえるところを見つけ出して、来年の飛躍のための材料にしてください。
最後に寒くなってきました。健康に留意して、新しい年を良い形で迎えてください。