?野球部は昨日、大阪中学校軟式優勝野球大会の３回戦に臨みました。

結果は4-4(延長タイブレーク0-1)で敗れました。


本当に壮絶な試合でした。
相手は春の中河内地区の優勝校で、誰が見ても圧倒的な力差がありましたが、最後まで本当によく頑張りました。

チーム唯一の投手で２年生エースの三井、特大ホームランを放った２年生の國吉など、３年生の夏を終わらさないために、下級生が奮闘してくれました。



１年前の新チーム発足時は、言葉は悪いですが地獄のようなスタートでした。
上級生は４人だけ、下級生をいれても全員で１２人、投手がいない、小学校時代の経験者もほぼいないという中でのスタートでした。

顧問としては、正直なところ楽しみよりも圧倒的に不安のほうが大きかったです。


夏〜秋：練習を頑張る＆試合経験を積む

冬：練習を頑張る

春：ある程度のチームと、そこそこの試合ができるようになる

夏：強豪校と渡り合える、公式戦で勝利する

という試合に関するチーム目標を設定し、毎日を大切にしてきました。

辛いときもあったと思いますが、みんな仲が良く、みんなで励まし合ってここまで頑張ってきたのだと思います。

春ぐらいからは、ある程度まとまった試合ができるようになり、レベルアップしてくると、こちらが求めるものも少しずつ多くなり、また大変なこともたくさんあったと思います。

でも３年生を中心に、間違いなく一歩一歩成長を遂げました。

顧問として今までたくさんのチームをみてきましたが、１年間でのチームの成長率はダントツでしょう。
最強のチームになることはできませんでしたが、雰囲気は最高のチームにはなれたような気がします。


この２日間の試合、選手たちは本当に全力で頑張りました。
そして多くの方に応援に来ていただき、支えていただきました。

保護者の方々、学校の先生方、OBの方々、学校の友達など、本当に多くの応援をいただきました。


「応援されるチーム」を目指そう！と、ずっと言い続けてきて、試合前に多くの方々の姿を見たときに、選手たちのここまでの頑張りが報われたような気がして感極まってしまいました。

相手チームは大所帯の大応援団でしたが、それをも上回る大声援をいただき、本当にありがとうございました。

ハラハラする場面ばかりでしたが、一つ一つのプレーに一喜一憂し、常に全力行動・全力発声で戦いました。

まわりから見たら「選手も顧問もうるさい、このチームは何？」と思われているかもしれませんが、これが西中野球部です。


４人の３年生。
最後まで本当に頑張りました！
立派な最上級生です。
昨日の試合は勝つことはできなかったけど、後輩たちへの置き土産でもあるし、まわりの方々への最高のプレゼントになる試合だったと思います。
それぐらい皆んなの頑張りは色々な人に届いていると思います。



野球部は明日から新チームが始動となりますが、これからも西中らしく全力で頑張りますので、今後とも応援をよろしくお願いいたします。