学校日記

「朝礼講話」

公開日
2013/07/08
更新日
2013/07/08

山崎校長は絶好調

今朝、校門で皆さんを迎えていると、今年初めてクマゼミの鳴き声を聞きました。いよいよ本格的な夏がやってきました。気温も大変高くなってきています。先週、西尾先生が「ほけんだより」で熱中症について詳しく説明してくださっていました。もう一度、しっかりと読んで各自で熱中症対策をしてください。

 さて、皆さんはPanasonicという会社を知っていますか。日本を代表する家電メーカーですね。何年か前までは松下電器産業と呼ばれて、「ナショナル」という商号を使っていた会社です。この松下電器という会社を作った人が松下幸之助という人です。名前は聞いたことがあると思います。

 この松下さんが会長をしていたある日、高校生と対話をする機会があったそうです。ある高校生は「松下さんは、大きな会社のトップでたくさんお金があり、なんでも好きなものが買えるし、行きたい所へはどこにでも行けていいですね」とうらやましがったそうです。
 すると、松下さんは「では、私の全財産をあなたにあげましょう。そのかわりあなたから一つほしいものがあります。」と言いました。松下さんが、ほしいものと言ったものはなんでしょう。それは「若さ」です。

 「あなたには若さがある。どんなことでもしようとすればできる可能性があります。しかし、若いということは未熟であるということでもあります。これからのあなたの人生で叱ってくれる人はあなたの財産になります。また、いろんなことに我慢したり、耐えたりするとから逃げないようにしなさい」とアドバイスされたそうです。

 今、皆さんはいろいろな規則がたくさんある中で中学校生活を送っています。前回の全校集会で河野先生は「規則にはすべて意味がある」とおっしゃっていました。先生も将来皆さんが出て行く社会には学校以上に厳しい規則があるからだと思います。規則のある中で生活することを通して、生きていくことは自分の思い通りにならないこともたくさんあるということを学んでほしいと思います。

 誰でもしんどいことから逃げたいと思いますし、しかられるよりほめられたいとおもいます。しかし、しんどいことから逃げていては、絶対に成功することはありません。ほめられてばかりでは、せっかく皆さんが持っている才能は枯れてしまいます。

 その規則の中でも、自転車通学の禁止ということがあります。先週も地域の方から「西中は自転車通学を認めているのですか」というお叱りの電話をいただきました。
それに関連して、金曜日の読売新聞に「小5の自転車事故、母に9520万円賠償命令」という記事が出ていました。今から5年前、当時小学校5年生の児童が正面から歩いてきた女性と正面衝突し、女性はその後意識不明となり現在も寝たきり状態になっているということです。一生かかっても償いきれないような賠償額です。もちろん、勝手に自転車を置いていかれる所もはなはだ迷惑です。こういう理由で自転車通学は認めていないわけですから、しっかりとその規則を守ってほしいと思います。

 規則をきちんと守って生活すれば、あたりまえになって規則を規則と感じない強い心ができます。これが学校生活で学びとってほしい大切なものの一つと言えます。