平成28年度大阪府公立高校入試から評価が大きく変わります!
- 公開日
- 2015/04/27
- 更新日
- 2015/04/27
お知らせ
既に3年生の保護者の皆様には配布いたしましたが、平成28年度大阪府公立高等学校入学者選抜における調査書に記載する評定等に関する方針が下記の通り改定されました。従来の相対評価ではなく、目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)が導入されます。目標に準拠した評価(絶対評価)とは、学習指導要領に示す目標をどの程度実現できたか、その実現状況を見る評価のことです。
しかし、入試で必要な調査書を作成する際、学校によって大きな違いが出てしまうのではないかという心配が出ていました。そこで、その課題を解決するため、大阪府中学生チャレンジテストや全国学力・学習状況調査の結果を活用して、府内統一の基準を示すことになっています。
したがって、先日実施した全国学力・学習状況調査の結果でも各中学校の「評定平均の範囲」が決まることとなっています。
詳細につきましては、大阪市教育委員会ホームページに掲載しておりますので、ご覧ください。また、大阪府教育委員会からの配布資料は本校HPの「配布文書」でご覧ください。
【大阪市方針[改定版]の概要】
(1)各中学校における評定は、大阪府教育委員会の決定した府内統一基準に従って、学校ごとに定められる「評定平均の範囲」内で行うものとする。
(2)大阪市においては、中学校間での公平性を担保する府内統一基準に加え、生徒間でも公平性を担保する共通の評価尺度を備えた真の絶対評価を導入するため、第3学年の5教科(国語・数学・社会・理科・英語)について、全ての大阪市立中学校が参加するテスト(以下、「大阪市統一テスト」という。)を2学期に実施することとする。
(3)上記(2)の大阪市統一テストの結果、各教科ごとに、全市の得点分布において上位6%に入る生徒には、当該教科の評定として必ず評点「5」を与えるものとする。同様に、全市の得点分布において上位18%に入る生徒には、必ず評点「4」以上を与えるものとする。さらに、全市の得点分布において上位39%に入る生徒には、必ず評点「3」以上を与えるものとする。
(4)評定は、「知識・理解」「技能」及び「思考・判断・表現」等の学力を客観的に評定するものとし、「関心・意欲・態度」の評価は、別途、特筆すべき点を文章化して記載するものとする。
※ 掲載URL: http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000307616.html