学校日記

全校集会9/11(月)

公開日
2017/09/12
更新日
2017/09/12

お知らせ

 9月11日(月)の全校集会では教頭先生がお話しました。美術館で開催されている「バベルの塔展」の「バベルの塔」の絵画にまつわる内容でした。
 「神々のいる天まで届く塔を建てて有名になろう」という企てで人々たちはバベルの塔の建設を始めましたが、神々は、「自分たちさえ上手くいけばよい」「目立てばよい」という人間の自己中心的な考えに警告を発し、一つの言語で話していた人々を民族や国によって言葉を変えてしまったのです。たちまちのうちに人々は、お互いにコミュニケーションが取れなくなり、塔の建設を取りやめて、それぞれの地方や国に散らばっていきました。
 自分の周りで起こっていることから世界の情勢に至るまで、自己中心的な考えによって様々な問題が起こっています。身近なところからでもいいので、人としての生き方について何かの機会に考える時間をもってみてはいかがでしょうか。
 絵画だけでなく、音楽もスポーツも本も、私たちに生きていく上において、為になるメーセージを伝えてくれます。今回は旧約聖書のお話をもとに描かれたブリューゲルの「バベルの塔」からいろんなことを学ぶことができたというお話でした。