学校日記

今週の一冊 8  8/12

公開日
2015/08/12
更新日
2015/08/12

今週の一冊

今週はお盆休みで、部活動もOFFとなり、家に居る人たちも多いと思いますので、日曜日に引き続き、『今週の一冊』第2弾を紹介したいと思います。
今回は、少林寺拳法をこよなく愛する英語科K先生からの紹介です。
 皆さん、読書していますか。
 私は小学校の頃の読書を始めるきっかけになった本を紹介いたします。
 「大造じいさんとがん」をはじめとする動物や狩人の物語を多数執筆している椋鳩十(むく はとじゅう)先生。小学生だった私は、自然の素晴らしさ、偉大さ、それとともに生きる人間のはかなさや苦悩が描写されている椋鳩十作品に一気に引き込まれました。
 今では使われないような言葉、農村独自の風習や考え方を知ることに「知る喜び」を実感し、毎日昼休みになると図書室に通っていました。わからない単語が出てくると、広辞苑を引き、そのたびに私の心は、新しいことを知る喜びに満ち溢れていました。そんな「一生の出会い」と呼べるような本を皆さんにもぜひ見つけてほしいと思います。