学校日記

令和6年度 修了式

公開日
2025/03/24
更新日
2025/03/27

学校行事

本校では先週金曜日に、修了式を行いました。

修了式に先立ち、美術部と女子バレーボール部に賞状伝達が行われました。

修了式の始めには、校歌を斉唱し、続いて、各学年1組出席番号1番の生徒が代表して、校長先生より修了証を授与されました。
続いて、校長先生より話がありました。
校長先生が理科の先生になった原点は春分の日と秋分の日についてだったそうです。
どちらも、昼と夜が半分半分で太陽は同じ時間だけ出ているのに、ふたつの日では、気温が全く違うい、差は20度ほどあること。
山に登ると太陽に近くなるのに、気温は下がること。
そんなことに校長先生は『なんでやろ?』と感じたとのことです。
どこに『なんでやろ?』と引っ掛かるかはひとそれぞれであり、実際、今の段階で将来なりたいことが決まっていないという人もいるでしょう。
ぜひ、自分の興味関心がいったいどこにあるのか、春休みに探ってもらいたい、というお話でした。

30年前におこったサリン事件について触れ6000名以上が後遺症で苦しんでいる現状があります。

これまで、幾度となく、校長先生より、『助けて』と言える受援力をつけるよう話しがありました。
今の闇バイトに関しても、誘いにのって、個人情報を与えてしまい、そのことを脅しとして使われ、ダメだとわかっていても実行してしまう現実があります。

本当に困ったことが起きた時、どうやって発信すればいいのか。
それは、身近な大人(保護者や先生)に相談することです。
ぜひ、身近にいる頼りにできる大人を見つけて欲しいと思います。きっといますから。
新しい学年になり新しいメンバーになることに不安も感じているでしょうが、4月8日までは、少し休憩して、気持ちをリセットし、過ごしてほしいと伝えられ、どんなふうに大人になっていくのか、良い夢を自分で作る期間にするようメッセージが届けられました。

続いて舛谷先生より3つの事が伝えられました。
ひとつ目は、いのちを大切にすること。(自分も他人も)
ふたつ目は、地域に迷惑をかけない行動をすること。(やっていいこと悪いことの判断含め、いろいろ考える)
みっつ目は、様々な取り組み(SNSの使い方)を行ってきたにもかかわらず、問題が起こってきたことを振り返り、うまいことの裏には、怖いこと危ないことがまっているので、適切に考えて適切に処理すること。

短い期間ですが、令和7年度、良いスタートが切れるよう、充実した準備期間にしてください。