今週の活け花(11月26日)
- 公開日
- 2013/11/26
- 更新日
- 2013/11/26
お知らせ
毎週火曜日、仁平さんに活け花を飾ってもらっています。
今週の活け花は「びわ・ストック・薔薇」です。
(びわ)
葉は互生し、葉柄は短い。葉の形は20cm前後の長楕円形で厚くて堅く、表面が葉脈ごとに波打つ。縁には波状の鋸歯がある。枝葉は春・夏・秋と年に3度伸長する。花芽は主に春枝の先端に着く。花芽は純正花芽。花期は11〜2月、白い地味な花をつける。花弁は5枚。葯には毛が密に生えている。自家受粉が可能で、初夏に卵形をした黄橙色の実をつける。果実は花たくが肥厚した偽果で、全体が薄い産毛に覆われている。
(ストック)
アブラナ科の半耐寒性多年草。通常は一年草として扱う。南ヨーロッパ原産。高さ約60センチメートル。葉は木質化した茎に多数つき、披針(ひしん)形で灰緑色、白毛に覆われる。原種の花は同じくアブラナ科のダイコンに似た紫色の4弁花で、小さく、長い総状に開花する。強い芳香があり、ことに夜、よく香る。未熟な若莢(さや)は細長い棒状で食用に供されるというが、現在は利用されていない。
(ばら)
バラ属の植物は、灌木、低木、または木本性のつる植物で、葉や茎に棘があるものが多い。葉は1回奇数羽状複葉。花は5枚の花びらと多数の雄蘂を持つ(ただし、園芸種では大部分が八重咲きである)。北半球の温帯域に広く自生しているが、チベット周辺、中国の雲南省からミャンマーにかけてが主産地でここから中近東、ヨーロッパへ、また極東から北アメリカへと伝播した。南半球にはバラは自生していない。世界に約120種がある。