学校日記

今日は何の日?「針供養」(12月8日)

公開日
2013/12/08
更新日
2013/12/08

お知らせ

 針供養は、折れや錆びなどによって、使えなくなった縫い針を豆腐やこんにゃくなどに刺して供養する行事。近くの神社に納め、主に淡島神社などの寺院で行われる。一般的に関東地区では2月8日に、関西地区では12月8日に行われることが多い。
 こんにゃくや豆腐に刺すのは、いつも固いものばかり刺しているので、たまにはやわらかいものに刺してあげて休ませてあげようという気持ちからで、裁縫の上達を祈る意味もある。縫い針が広く用いられるようになったのは、室町時代ごろからで、当時縫い針は日常生活に欠かせない貴重な道具であり、感謝を込めて供養されていた。
 現在は家庭で針仕事を行うことが少なくなり針供養も服飾の分野以外では馴染みが薄くなってきているが、最近では人形供養、はさみ供養、時計供養など、さまざまな供養が行われている。
(SmartNewsからのプチ情報です。)