今日は何の日?「鏡餅を飾る日」(12月28日)
- 公開日
- 2013/12/28
- 更新日
- 2013/12/28
お知らせ
鏡餅は、「年神様」という新年の神様を迎える依り代(神霊が憑く対象物)として、健康や幸福を祈って飾る供え物。飾る日は決められていないが、一般的に末尾が末広がりの28日が最適だとされる。29日は苦餅、31日は一夜餅と呼ばれ嫌われた。
米には、古くから「稲魂」という霊力が宿ると考えられてきた。特に餅や酒などは霊力が倍増すると言われ、ハレの日に食べる神聖なものとして扱われた。鏡餅には、神様の「御魂(みたま)」が宿った餅を食べることで、その魂を分けてもらうという意味がある。またその形は、「魂」を表した昔の丸い鏡を象徴したものとも、人間の心臓の形を型どったものとも言われている。床の間など、暮らしの重要な場所にお供えする。鏡餅の飾りにもそれぞれ意味があり、シダの葉は裏が白いことから潔白を、橙(みかん)は子孫繁栄、海老は腰が曲がるまでの長寿を、昆布は「よろこぶ」の語呂合わせとなっている。
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