図書紹介(47)
- 公開日
- 2016/05/05
- 更新日
- 2016/05/05
図書紹介
第47回目は…
『100万回分の1回のねこ』
《 谷川 俊太郎共著 / 講談社 》
*「9」のコーナーに並べられています
港中生のみなさん
『100万回生きたねこ』という絵本を読んだことがありますか?
100万回生き、だれのことも好きになれなかった1匹のねこが…
白く美しいネコに初めて涙を流した…
そんな物語でした。
そこから13人の作家さんがショートストーリで書きあげたこの作品。
どんな物語が描かれているのでしょう…
気になる港中生は…ぜひ、図書館へ読みに来てください!
【講談社ホームページより…】
『100万回生きたねこ』は、私のなかで、これまでも、おそらくこれからもベストワンの絵本。
そのトリビュート短篇集にかかわれたことは、たいへんラッキーでした。
13篇を通読していちばん強く感じることは、「自由である」ということ。
同じ1冊の本から想起された13の世界は、当然のことながら、それぞれまったく違います。
この自由さが、素晴らしいなあと思うのです。
いつまでも、この自由さを享受できる世の中であって欲しいと、強く願います。