学校日記

美術部 新美術館建設準備室×港区役所連携イベント 「ピンホールカメラ・ワークショップ」

公開日
2014/09/07
更新日
2014/09/07

部活動

9月6日(土)理科室で2020年度に大阪に新設される新美術館建設準備室と港区役所の連携イベント「ピンホールカメラ・ワークショップ」の取り組み第一弾が行われました。
新美術館の学芸員の小川さん、高柳さん、港区の瓦さんの見守る中、キッズプラザの岡田さんとCASOの寺嶋さんが色々説明したり、指導してくれたりました。

このワークショップは10月25日(土)に小学生親子20組を対象にピンホールカメラを手作りして住吉神社や赤レンガ倉庫、CASO付近などで築港の良さを発見しカメラで撮影しようという取り組みです。カメラやレンズという機械を使わなくても面白い白黒の写真が
撮影できるということで築港中の理科室は現像室に早変わり。

まず、厚み5cmの紙箱を用意し、その中をマジックで塗りつぶします。箱の真ん中に1cm正方形のレンズ穴を開け、そこ0.3mmほどの穴を開けたアルミ缶の切った物を貼り付けます。すべて箱の中に光が入らないように黒のガムテープで留めて、部屋を真っ暗にして印画紙を入れます。

さあ、撮影です。6日は美術部員のデモンストレーションですから撮影場所は住吉神社。思い思いの場所を見つけて撮影します。シャッター時間はその日の天気と被写体にあたっている光の量によって決まります。その日は幸い、晴れて40秒ほどが基本でした。

撮影した後はまた、理科室に戻り、真っ暗にして印画紙を取り出し現像液に浸けてネガを焼き付けます。そのネガを特殊なライトを当ててポジ(普通の白黒写真)に焼き付けます。仕上がりが楽しみです。

10月25日(土)の本番には美術部はこの日の経験を生かしてヘルパーを勤めます。