学校日記

海遊館を利用した理科学習 3年生 12/15(その2)

公開日
2015/12/16
更新日
2015/12/16

校長経営戦略予算

解剖実習の後はいよいよ館内見学。まずはカタクチイワシが実際に餌を捕えるときの様子を観察するため、ガラス面からイワシの様子を観察する班と、水槽上部から餌を与える班に分かれて、イワシの生態について学習しました。イワシに餌を与えた直後の群れの素早い動きにみんなが驚かされ、また側面から餌を食べる様子を観察したときのイワシの細かな口やひれの動きにまた感心させられました。普段泳いでいる魚を鑑賞ではなく、観察としてまじまじと見ることがないのでとても貴重な体験でした。

最後は最上部にある給餌場と一番大きな太平洋水槽を見学しました。道中、飼育員の人が使用するドライスーツや使い込んで毛先がすり減ったデッキブラシ、魚の糞を採取したり採血するための医療器具などを紹介していただきました。給餌場では餌に紛れた釣り針などの異物を検知する金属探知機や、約1か月分の餌を保存しているマイナス30度の冷凍庫も紹介されました。

大水槽ではジンベイザメなどの大型魚や大量の魚を搬入するための巨大なクレーンや、眼下に広がる巨大な水槽を見学することが出来ました。見学中、ジンベイザメの遊ちゃんが偶然にもそばまで寄ってきてくれたその姿がとても愛らしく感じられました。

1時間40分の短い時間でしたが、内容てんこ盛りのとても密度の濃い授業となりました。3年生は来週24日に再度海遊館を見学する予定になっています。