メガマウス学術調査に参加しました!!
- 公開日
- 2016/08/16
- 更新日
- 2016/08/16
海遊館連携学習会
平成28年(2016年)8月11日(木),海遊館にてメガマウスの解剖が行われました。このメガマウスは世界でも100例ほどしか確認されていないとても珍しいサメで,今年の4月に三重県で定置網に引っかかったものを海遊館が譲り受け,今回北海道大学の中谷一宏名誉教授の指導のもと,市岡高校の生徒の皆さん一緒に国内で3例目となる学術調査に参加することが出来ました。中谷教授によると,中学生でこのメガマウスの調査に参加したのはおそらく築港中学校が世界で初めてだという事で,とても貴重な体験が出来ました。
今回のサメは計測すると5m40cmもあるメスの個体であることがわかりました。サメといいつつも主食はプランクトンや小魚で,とてもおとなしいサメです。そして名前の由来にもなっている大きな口がとても特徴的です。実際に開腹して中身を確認してみると大きく,そしてとてもきれいな肝臓が確認されました。他にも胃や腸など様々な臓器が確認されましたが,どれも環境に適して進化を遂げていました。
生徒のみんなも臆することなく積極的にメガマウスに触れて,教授の説明に耳を傾けていました。この様子はマスコミ各社に報道されました。下にリンクを張りましたので興味があれば観覧してください。
MBS(毎日放送)
http://www.mbs.jp/news/kansai/20160812/00000013.shtml
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ8C5662J8CPTIL00W.html