1年2組研究授業
- 公開日
- 2014/05/22
- 更新日
- 2014/05/22
1年
5月20日(火)に1年2組で美術科の研究授業を実施しました。教科書に掲載されている
シャガールの「旅する人々」の鑑賞授業でした。30人程度の先生方が全市から参観に来られました。
たくさんの大人に囲まれていましたが、「普段通りの授業をしてください。」という言葉に素直に反応してくれて、普段通りの授業ができました。「こんなにたくさんの人がいるのに活発に発言したり、落ち着いている。」という感想をいただきました。
「シャガールがこの『旅する人々』の絵で観る人に伝えたかったことは?」の質問に
「○○さんの物語を聞いて「旅する人々」という題がついているのでたしかに青い魚が人々を旅に連れていってるようにも見える。(画面の中で)飛んでいる人たちが、良い人のようにも見えるし、悪い人のようにも見える。この作品を見て、色々な感じかたがある。」
「この絵をどう見るか。仲間の大切さ。人の見かたは自由。答えも無限大だから自信を持ってということ。」
「絵には答えはないが。自分で決めたことが自分にとっての答えになる。」
「本当にそこにあるものが自分に必要かを見極める。」などの答えがありました。
次の日の続きの授業では、シャガールの経歴やその時代背景を映像で観ました。鑑賞授業を終えての感想は
「他の作品も鑑賞してみたいと思った。」
「楽しくてみんなの意見がいっぱいやった。」
「とても楽しくてシャガールがどんなすごい人かわかった。」
「家族といたくてもいれない人がいるから今、家族、友人を大事にしようと思った。」「よかった。もっと知りたい。」
「最初は『変な絵』と思っていたけど、みんなの意見や想像ときいていくと、すごく、気持ちの入った絵だと思った。」
などの感想が書かれていました。
きっと1年生にとって思いで深い絵になるでしょう。