本日はグラウンドにて全校集会が行われました。

　まずは校長先生からのお話です。

　みなさんおはようございます。
　ゴールデンウイークと呼ばれる大型連休が始まりました。
　連休には、電車に乗ることもあると思います。
　そこで今日は、「気づきの心」についてお話ししたいと思います。
　先日、電車の中でこんな光景を見ました。先生の前で足を組んで本を読んでいる女性がいました。電車が混雑していないときはそれでもよかったのですが、駅に止まるたびに乗客が増えていきました。それでも彼女は足を組んだままです。乗ってきた人たちは、その足を避けるように彼女の横をすり抜けていきます。でも、彼女は自分の足が周りの人たちの邪魔になっていることに気づきません。先生は、「早く気づけよ。あなたの組んだ足が邪魔になっているんだ」「感性がないのか」と思って観察していました。でも、気づかないのです。敏感に反応できないのです。
　やがて、一人の男性が彼女の足をけるようにして前を通り抜けました。この時、やっと自分の足が混雑している電車の中で障害物になっていると気づきました。
みなさんはどうですか。自分の置かれている立場や状況を判断して敏感に反応していますか。なぜ、気づきの心が育っていないのか。
　世の中は、どんどん便利になり、自動でできていることが当たり前になってきています。それがみなさんの「気づきの場」を奪っているとの研究結果もあります。
だからこそ、普段の学校生活や家庭生活の中で「気づきの心」を磨いてください。自分が言う何気ない言葉や行動により嫌な思いをしている人はないのか、先生は「なぜ、あのような注意をしたのか」、さらに家の片づけ、部屋の整理整頓、掃除活動をキッチリとしているか、家に帰って玄関を上がるときに靴を揃えているかなどの日常生活の中で、この気づきの心が育っていく機会を自分で考えて、是非とも作ってください。
この心が育てば、新しいアイデアがみなさん中に生まれ、自分は、何にチャレンジすべきなのかは分かります。それがみなさんの生きる目標ともなります。
　頭が良い人とは「気づきの心」を持っている人のことです。

　とのお話でした。

　続いて、バレー部と陸上部の表彰伝達がありました。

　その後、生徒会から、部活動に関しての話がありました。

　１年生には、部活動への取り組み方について、２、３年生には先輩として、１年生が困っていたら積極的に声かけをしていきましょう、とのお話がありました。

　最後に、北山先生からのお話がありました。