学校日記

全校集会

公開日
2022/05/02
更新日
2022/05/02

おしらせ

今日の全校集会のようすです。
学校長講話のあと、生徒指導主事の先生からお話がありました。
道路でボール遊びをし、地域に迷惑をかけている生徒がいるそうです。
ボールを使って遊ぶときは、決められた場所で遊ぶようにしましょう。

【学校長講話「夢」】
今日は、夢についてお話をします。
皆さんのなかには、「夢なんかわからない。」そういう人もいるでしよう。
夢は、憧れでもいいんです。
例えば、「自分もあんな風になりたい」と思えるような先輩や先生はいないでしようか。
私は、中学校の時に教わった明るく、楽しい先生を見て、「あんな風になりたい」と憧れて、教師をめざしました。
身近なところに憧れの存在がいないのであれば、スポーツ選手、アーティスト、歴史上の人物でも構いません。
もちろんいくらメジャーリーガーの大谷選手に憧れたからといって、大谷選手のようになれるわけではありません。
しかし、大谷選手の物事の取り組み方や考え方だったら、誰でも見習うことができるはずです。

これは、大谷翔平選手が高校1年生の12月に書いた、目標達成シート(写真3)です。
彼はそのシートの中心に「ドラフト1位で8球団から指名される」という大きな目標を書きました。
その大きな目標の周りには、「体づくり」「コントロール」「キレ」「スピード160km」「変化球」「運」「人間性」「メンタル」と中期の目標を8個書き、その1つ1つの中期目標実現のために、小目標を8つ書いて毎日取り組んできました。
これが大谷選手の夢を実現させた方法なんです。
興味深いのは、中期目標の中に「運」と書いていることです。
「運」をつかむために、彼は「ゴミ拾い」「挨拶」「応援される人間になる」などと書いていました。
実際、彼はメジャーで活躍している今でも普通にゴミを拾っています。
街中のゴミでも平気で拾うそうです。
彼に言わせると、「僕はゴミではなく、運を拾っている」そうです。
この考え方が彼の凄いところですね。
憧れの存在が見つかれば、 憧れの人に少しでも近づく事が夢です。
そのために、その人の何が凄いと感じるのかを真剣に観察し、自分はどのように磨いていけば良いのかを考えることです。
自分の成長や環境の変化に合わせて、憧れの存在も変わっていくかもしれません。
憧れの存在を持ち続けている限り、人は夢を持ち続けることができます。
夢の実現キーワードは、「小さな目標の積み重ね」です。

今はGWの中日です。
時には体を休めてもいいですが、夢に向かって規則正しい生活を心掛けてください。