全校集会
- 公開日
- 2022/07/11
- 更新日
- 2022/07/11
おしらせ
全校集会のようすです。
学校長講話のあと、生活指導の先生から、学校のルールについてお話がありました。
生徒会が学校のルールの見直しを検討しています。
みんなで楽しい学校生活が送れるよう、ルールについて考えていきましょう。
【校長講話「座右の銘」】
今日は、「座右の銘」についてお話します。
「座右の銘」とは、常に自分の心に留めておいて、戒めや励ましとする言葉のことをいいます。
「人は言葉で強くなる」と言われています。
自分の目標や生き方を迷わずまっすぐ進めるように、「座右の銘」を決めておくとよいでしょう。
座右の銘は一生変えなくてもいいし、途中で変えても構いません。
また、自分が思い立ったときに決めても構いません。
歴史に残る偉人や現在世の中で活躍している人たちは、道しるべとなる言葉をたくさん残しています。
ある人の生き方に感動したときなど、その人の言った言葉を書き留めておき、自分がいつも目にする家の壁や机のそばに大きく貼っておいてもよいでしょう。
それでは、いくつか様々な分野で活躍している人たちの言葉を紹介します。
○サッカーの澤穂希選手の座右の銘は「夢は見るものではなく、叶えるもの」です。
澤選手は言葉と心の関係に敏感な選手です。
「“私にはできる”と念じれば、本当にできる気がする」「“もう無理だ”と弱音を吐いたら、そこで勝負はついてしまう」といったように、人間の行動は口から発した言葉に引っ張られるものだと考えているんです。
だから澤選手は、常にプラスのことしか口にしません。
○林真理子さんという作家は「やってしまった後悔はだんだん小さくなるけれど、やらなかった後悔はだんだん大きくなる」です。
何かやらかしたり失敗したりしても時が経つにつれて薄れていきますし、笑い話にもなります。
しかし、やらずに諦めてしまった夢はいくら時が経っても忘れることはないどころか、段々後悔が膨らんできます。
○「ムリって言うのはいつだってチャレンジしてないやつだよね」この言葉は人気バスケ漫画スラムダンクの最終回のあとの番外編に出てきます。
人の目が気になる。
失敗したらダサいし、馬鹿にされるのは嫌だし、輪から外れたくもないので気を遣うし、裏で何言われるか気になって行動の妨げになってしまうことがあります。
しかし、この言葉の通り、ムリだと、諦めろと言うのはいつだって、やったことがない人ばかりなんだと思いました。
そして、行動している人たちは決まって夢を大切にしろと言います。
夢を笑うのは夢がない人だけで、夢をもっている人は夢を応援してくれます。
どうでしたか。いろいろな人たちの座右の銘は…。
私の話を聞いて、初めて座右の銘を決めてみようと思った人は、人に聞いたり、本を読んだりしてみてはどうですか?
ちなみに私の座右の銘は「そこに二つの道があるなら、ためらうことなく困難な方を選びなさい」です。
人間はいつも楽な道を選んでしまいがちですが、あえてきつく大変な道を選ぶことで、知らなかったことがわかったり、人との新たな出会いがあったり、大変なことを克服する力がついたりしていくのではないかと思っています。
そうそう回り道することもたいせつです。
みなさんも是非自分なりの座右の銘をもってみてください。