学校日記

10月23日(月)全校集会の様子

公開日
2023/10/23
更新日
2023/10/23

おしらせ

おはようございます。
今日は、生徒指導主事の先生から、標準服(制服)を着ていることの意味についてのお話と、地域での過ごし方についてのお話がありました。
中央中学校の生徒としての自覚と、地域との関わりについてしっかりと考えるようにしましょう。
生徒会の後期スローガンの発表もありました。


【校長講話「ごめんなさい」「ありがとう」】
 昨年度実施した生徒アンケートの「いじめは許せないことだと思う」では、「思う」と回答した人は全体の99.5%でした。
 ほとんどすべての人が「いじめはだめだ‼!」と思っています。
 これはとても素晴らしいことです。
 では、大正中央中にはいじめはないのかというと、そうではありません。
 いじめはあります。
 どうしていじめが起きてしまうのでしょうか。
 それは、学校は多くの人が集まる場所だからだと、私は考えています。
 現在、大正中央中には215人の生徒がいます。
 当然215人それぞれ、一人ひとりが違った個性をもっています。
 考え方や感じ方も215通りです。
 だから、自分はいじめるつもりで言ったりやったりしたことではないとしても、相手が「いじめられた」と感じてしまうこともあると思います。
 相手が「いじめられた」と感じたら、自分はいじめのつもりではなかったとしても、それはいじめなのです。
 相手が「いじめられた」と感じたら、どうすればいいのか。
 「いじめのつもりではなかった」としても、相手が「いじめられた」と感じたのなら、そう感じさせてしまったことに対して、きちんと謝らなければいけないと私は考えます。
 大事なのは、相手をいじめてしまったときは勿論ですが、たとえいじめるつもりではなかったとしても、「いじめられたと感じさせてしまったこと」、つまり相手に誤解させてしまったことに対しても、謝るべきだということです。
 相手がいじめられたと感じた時に必要な言葉は、「ごめんなさい」ですよね。
 少しでも相手が嫌な気持ちになったかもしれない、誤解させてしまったかもしれないと思ったら、「ごめんなさい」をしっかりと伝えることが、とても大事なことです。
 それに加えて、相手の言葉や行動に、自分や自分達に対しての思いやりや気遣い、優しさを感じた時には、「ありがとう」をしっかりと伝えることで、お互いの信頼感は高まっていくものです。
 みなさんには、「ごめんなさい」と「ありがとう」の二つの言葉を、自分から率先して言える人になってほしいと願っています。